【就活生向け】夏季インターンにとことん応募すべき4つの理由
今回は就活、なかでもインターンシップについてお話しします。
―就活って何からはじめればいいの?
―インターン行きたいけど、志望業界とか全然ないなあ...
―インターンってどんなことやるの?
など、特にこれから就活に入る2022年卒の方は「就活ってなんぞや」というところからスタートする人も多いでしょう。
今回は、勝負の夏を目前にした就活生向けに、夏季インターンに応募するメリットをご紹介します。
夏季インターンにとことん応募すべき4つの理由
私としては、
「就活ってよくわからないし、いまいち気が進まない」という方や、「周りに合わせてそのうち始めればいいや」という方にこそ、夏季インターンにとことん応募してほしいと思っています!
夏季インターンに応募すべき理由は、主に4つです!
1.面接練習にもってこい
2.業界や企業研究につながる
3.内定につながる可能性がある
4.貴重な経験を積める
以上の4つについて、それぞれ説明していきます。
インターン選考は面接練習の最高の場である
『自分は面接が苦手だ。。。』
そう思っている方は少なくないかと思います。
私も面接には苦手意識がありました。
面接が苦手であるがゆえに、自己アピールがうまくできず、内定がもらえない。
これ以上に悔しいことはありませんよね。
ですが多くの場合、「慣れる」だけで面接力は大幅にUPします。
特に、就活の面接はほとんどが同じことを質問される、ワンパターンな舞台です。
聞かれることの大半は、「志望動機」と「学生時代に最も力を入れたこと」(通称ガクチカ)の2つです。
面接を何度か受けただけで、本当にその2つばかり聞かれることに驚くかと思います。
ただ、同じようなことを聞かれるなかでも、面接官によって尋ね方や深堀り具合が微妙に異なってくるのが面接の難しさのひとつでしょう。
ただ、面接を数多くこなすうちに、どういった内容を面接官は掘り下げてくるのかがわかるようになります。
それに気づき、面接と面接の合間に深堀りポイントを強化することで、面接力はぐんぐん上がっていくでしょう。
就活終盤になると、質問の途中の時点で面接官が何を聞こうとしてるのかすぐにわかるようになると思います。
面接は場数が命。
これについてはわかっていただけたかと思います。
その場数をいつ積むのか?
本番の選考が始まってからではもちろん遅すぎます。
そう、夏季インターンシップです。
夏のインターンこそが、就活生が早期に面接の経験を積むことができる、最高のチャンスなのです。
幸い志望企業に落ちても、本番ではないので大丈夫です。
僕の友人にも、インターンには落ちたが、選考には受かったという人がたくさんいます。
人数枠が限られているケースが多く、インターンのほうが本選考より受かりにくい企業も多いです。
本選考に向けた面接練習として、なるべく多くのインターンに応募し、場数を積んでいきましょう。
業界研究や企業研究ができる
インターン選考と同時に、説明会を実施する企業が増えています。
今の時代、各企業の採用ページをみれば、就活生向けの情報はある程度手に入ります。
しかし、実際に企業の人に会うことにより、社員の雰囲気などがわかったり、質問することで疑問を解消できたりというメリットが得られます。
社員の生の声から業界研究・企業研究ができることは、思った以上に大きいです。
もし特に質問したいことがない場合は、社員の就活について質問することをおすすめします。
その業界・企業を選んだ理由や、就活時代に工夫した点などを聞くことは、自分自身が就活をするうえでも大きなヒントになります。
例えば、社員さんの就活時代の志望動機にあなたが強く共感したとしましょう。
その志望動機自体は、あなたが自分自身で思いついたものではなかったとしても、それは自分自身の志望動機に反映してもよいのです。
むしろ、あなたの潜在的な志望動機を、社員の方の経験が引き出してくれたというのでしょうか。
志望企業で働く社員は、あなたの就活生としての先輩のひとりでもあるのです。
あなたより先に志望企業の内定をもらった大先輩に会う機会を活かさない手はありませんよね。
インターン参加は内定にプラスにはたらく
「内定直結型インターン」といったような、参加することで直接内定(内々定)に結び付くようなインターンが増えています。
経団連に属していないベンチャー企業などで特に多く見受けられますね。
『そんなインターンは全体でみるとごく少数だし、自分なんかがインターンで内定を貰える気がしない』
そう思われる方も多いでしょう。
確かに、「内定直結型」のような、インターンが実質選考のようなものを通過して内定を獲得するのは非常に困難です。
しかし、表向きには「選考とは無関係」としながらも、こっそりとインターンを内定に結び付けている企業はかなり多いと思います。
実際に、私もインターンに参加した企業からは、就活解禁日に、面接をすることなく内定をもらいました。
正確にいうと面接はしましたが、面接開始後の面接官の最初の言葉が「合格です。一緒に働きましょう」でした。
このように、「内定」は貰えなくても、インターンに参加するだけで内定に大きくプラスに働く企業は多いです。
夏の時点で他の就活生からリードできるチャンスですので、いろんな企業に応募してチャンスの種を蒔いていきましょう。
インターンはかけがえのない経験である
インターンでは、1週間ほど企業の職場にお邪魔できたり、はじめて会った就活生とチームを組んでグループワークに取り組んだりします。
こういった経験は、社会人になってからはなかなか得られないものばかりだったと、働き始めてから強く実感します。
私も夏のインターンシップでは、メーカーや金融関係、コンサルなど、さまざまな業種に触れることができました。
1週間~2週間程度のインターンばかりでしたが、さまざまな知識や考え方、人脈などを得ることができ、本当によい経験であったと感じています。
就活という枠を超えて、インターンは参加して絶対に損はありません。
他業種を知り、様々な人と知り合うことは非常に大事です。
みなさんもとことん応募して、インターンへの参加を勝ち取ってもらえたらと思います。
ではまた!