もう「気が利かないね」と言わせない気配り術 ~超一流の雑談力「超・実践編」に学ぶ~
こんにちは、Ryo(@Ryo_motivation1)です。今回は、もう「気が利かないね」と言わせない気配り術というテーマでお話します。
あなたは「気が利かないねぇ」と言われたことはありますか? 残念ながら、私は飲み会の場で、先輩から「お前は気が利かないところがある」と言われてしまった経験があります。当時、結構傷つきました。それ以来、なるべく相手が困っていることはないか、どういう行動をとれば喜んでもらえるかを意識的に考えることで、気が利かないといわれることはなくなりましたが、今でも「気配りって難しいなぁ」と思っています。
このブログでも何度か取り上げさせていただいている『超一流の雑談力「超・実践編」』のなかで、気配りに関するとてもシンプルなテクニックが書かれてました。誰でも即実践可能なものなので、特に気配りに苦手意識がある方にはぜひ読んでいただきたいです。
出会い頭の一言で決まる
結論からお伝えします。
「気が利くなあ」と思ってもらえるテクニックは、出会ってすぐ「共感」し、そして「提案」することです。
例を示すとわかりやすいかと思うので、本書の具体例を用いて説明します。
夏場にお客さんが訪ねてきました。見ると汗だくになっています。このとき、以下のように「共感」、「提案」を言葉にしましょう。
(共感)「さぞかし暑かったですよね」
(提案)「部屋の温度を下げましょうか?」
これだけです。
「暑くて大変でしたよね」という相手を思いやる気持ちと、「部屋の温度を下げる」という具体的なアクションの提案の2つを言葉にするのです。
相手はあなたに対し、「他人の状況を思いやり、困っているのを助けようとしてくれる気が利く人だ」という印象を持つでしょう。
ただし、注意することが一つだけあります。
それは、一目見ればわかることを確認してしまうことです。明らかに汗だくの方に、「暑くないですか?」などと聞くのはNGです。質問というのは分からないからするのであって、相手に共感できていないことを自ら示してしまう行為です。
相手への共感を示し、相手との距離を詰めることが大事です。
気配りは言葉にしよう
共感し、提案する。これだけであなたの気配りを示すことができます。
大切なのは、あなたの心配りをしっかりと言葉にすることです。言葉に出すことを、「遠慮させてしまっても申し訳ないな」とか「恩着せがましいかな」と躊躇するかもしれませんが、言葉にしないことには相手に喜んでもらう行動につながりません。心配りを伝えることも、大切なコミュニケーションの一つです。
出会い頭の一言で「共感」そして「提案」すること
しっかりと気配りの気持ちを言葉にすること
この2つを心がけて、周りから「あいつは気が利くし、一緒にいて気持ちいい」と思ってもらえると嬉しいですね。
ではまた!
超一流の雑談力「超・実践編」の内容を紹介した過去記事はこちら↓↓
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